鼻の整形の美容コラム

美容コラム

コンプレックスは克服したい!でもプロテーゼを入れた鼻って不自然?

鼻の整形
コンプレックスは克服したい!でもプロテーゼを入れた鼻って不自然?
  1. 横顔美人のための黄金比率「Eライン」って何?
  2. 鼻にプロテーゼを入れるとどんな形になるの?
  3. トラブルを避けるために注意することは?
  4. プロテーゼで理想の鼻に整形するためには?

鼻にコンプレックスを持っている人は意外と多く、鼻の高さや形を美容整形で何とかしたいと思っている人も少なくありません。鼻の美容整形にはいろいろな方法がありますが、鼻筋の通った、整った形の良い鼻を作るという点では、効果が長続きするプロテーゼの挿入がおすすめです。

しかし、プロテーゼを入れると不自然になってしまうのでは?と心配する声も聞かれます。
そこで、鼻筋を通して高くするためには、プロテーゼ挿入がなぜおすすめなのかについて解説します。

|横顔美人のための黄金比率「Eライン」って何?

理想の鼻の高さや形を語る際によく出てくるのが「Eライン」という言葉ですが、これは鼻だけに関係しているラインではありません。Eラインとは、アメリカの矯正歯科医師ロバート・リケッツが最初に提唱した横顔美人の基準で、鼻の先とあごの先を結んだラインのことです。

鼻からあご、口にかけてのバランスが重要で、横から見たときに、唇がこのラインより少しだけ内側にあるのが理想的だとされています。

ところが、鼻が低いと鼻とあごを結んだラインよりも唇が前に出てしまうことになります。口が特別に前に飛び出ていなくても、あごの位置が一般的な位置にあっても、鼻が低いと横から見たときにきれいなEラインとなりません。そのため、鼻の高さが横顔美人の要と言えるのです。

おそらく日本人には「あともう少しだけ鼻の高さがあれば、横顔がキレイに見えるのに」と感じている人も多いのではないでしょうか。何とかしたいという思いを持ちながらもそのままでいるのは、ほんの少しの差だと思ってしまうからかもしれません。
しかし、クレオパトラの鼻に例えられるように、ほんの少しの鼻の高さが大きな違いを生むのです。

|鼻にプロテーゼを入れるとどんな形になるの?

鼻にプロテーゼを入れるとどんな形になるの?

鼻に入れるプロテーゼにはI型とL型があります。I型プロテーゼは鼻の上の面だけに入れるプロテーゼで、鼻筋をすっきりとした形に整える際に挿入します。プロテーゼが鼻先の部分にはかからないため、鼻先を覆っている皮膚に負担がかかりません。しかし、鼻先にも高さが欲しい場合には、他の方法と併せて施術を受ける必要があります。

一方、L型プロテーゼは鼻の形にL字に曲がったプロテーゼです。鼻筋だけでなく鼻先にもしっかりと高さを出すことができます。また、高さを出しながら鼻先が丸い団子鼻を治したい場合にも、L型プロテーゼは有効です。

ただし、鼻の形に曲がっているプロテーゼを挿入するため、鼻先の皮膚には負担がかかります。L型プロテーゼは鼻の形を整えながら高さを出すのに適していますが、あまり無理な形でL型プロテーゼを挿入すると、鼻先に強い圧力がかかることで不自然な形に見えたり、プロテーゼが飛び出てしまったりすることもあります。

そこで、L型プロテーゼの形を少しカーブの緩やかなバード型に加工して使用する美容外科クリニックもあります。どのような形のプロテーゼを使って整形するかは、患者さんが理想とする鼻の形と、元々の鼻の形や鼻先の皮膚の厚さなどによって異なるため、カウンセリングでドクターと相談して決めることになります。

|トラブルを避けるために注意することは?

トラブルを避けるために注意することは?

プロテーゼ挿入で多くの人が心配するのが失敗のリスクです。
でも、それは「鼻が想像していたほど高くならなかった」とか「鼻が目立ちすぎて失敗。全体とのバランスが悪くなった」などという話を耳にすることがあるからではないでしょうか?

実は、これらのトラブルはどちらも患者さんと医師の描く理想の鼻のイメージに食い違いがある点が原因になっています。

例えば、I型プロテーゼで整形した場合には、鼻筋の高さは出せても鼻先には高さが出ません。そのため、I型プロテーゼを挿入しながら団子鼻を改善したり、鼻先を高くして鼻の穴を目立たなくしたりするためには、鼻尖縮小術(びせんしゅくしょうじゅつ)を併用する必要があります。

しかし、カウンセリング時にそのことをドクターが患者さんに伝えなかったり、患者さんがドクターの話を聞き漏らしてしまったりした場合は、自然な仕上がりを求めてI型プロテーゼを選び、プロテーゼ挿入以外の手術は断ってしまう可能性もあります。

つまり、トラブルを避けるためには、患者さんはカウンセリングでどんな鼻にしたいのかをドクターにわかりやすく伝えて、その形にするためにはどんなことが必要なのかをしっかり聞き出す必要があるのです。

鼻は高さだけでなく、幅や鼻先の丸みがわずかに変わっただけでも顔の印象がガラッと変わります。ですから、カウンセリングの時点でドクターと患者さんのイメージをピッタリと合わせておくことがトラブルを未然に防ぐことにつながります。
理想の鼻の形は言葉だけでは伝わりにくいものですから、理想の鼻の形をした人の写真などを持参すると、イメージと違ったというトラブルを防ぐことができます。

また、美容外科クリニックによっては、ドクターと患者さんがイメージを共有しやすいように患者さんの顔写真で術後をイメージしたシミュレーションをすることも可能です。同じ画像を見て納得の形を選ぶことができれば、その分トラブルも回避できるはずです。

|プロテーゼで理想の鼻に整形するためには?

プロテーゼで理想の鼻に整形するためには?

プロテーゼ挿入は、「もう少しだけ鼻の高さが欲しい」「もう少しだけ鼻筋を通したい」という希望を叶えてくれる施術であって、決して失敗のリスクが高い整形ではありません。

カウンセリングでしっかりと理想の鼻の形を共有しあえる美容外科クリニックを選んで施術を受ければ、失敗のリスクは避けられるでしょう。

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